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Q&A

自己破産すると家族カードはどうなりますか?

  • 文責:所長 弁護士 鳥光翼
  • 最終更新日:2024年1月10日

1 自己破産をすると家族カードが使えなくなるケースがあります

自己破産をした際に家族カードが使えるか否かは、2つのパターンに分けて考えることができます。

破産者の方の名義で作られている家族カードは、通常、使うことができなくなります。

破産者の方の家族の名義で作られている家族カードは、通常、自己破産をしても使い続けることができます。

以下、その仕組みについて、説明します。

2 破産者名義の家族カード

破産者名義の家族カードは、あくまでも破産者の方が契約者となっているカードであり、家族カードの利用があった際は、破産者の方が債務者となります。

そして、破産者の方が自己破産をすると、信用情報に事故情報が登録されてしまうため、破産者名義の家族カードは使用できなくなります。

破産者名義のクレジットカードで借入をしている場合や、立替金がある場合、自己破産を弁護士に依頼し、そのクレジットカード会社に対して弁護士から受任通知が送付されます。

この場合にも、通常、家族カードは使えなくなります。

3 破産者の家族名義の家族カード

破産者の方の家族の名義で作成されている家族カードは、破産者の方が自己破産をしても、通常であれば使用可能です。

破産者名義の家族カードと異なり、破産者の家族名義の家族カードは、家族の方が契約者となっています。

家族カードの使用があった際も、あくまでも破産者の方の家族の方が債務者となりますので、破産者の方が自己破産をしても、原則として影響はありません。

また、自己破産をした後、破産者の方の家族名義であれば、あらたに家族カードを作ることも、一般的には可能です。

もっとも、自己破産をした破産者の方の債権者と同じクレジットカード会社である場合、審査が通りにくくなったり、利用限度額が少額になったりする可能性はあります。

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