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Q&A

自己破産をすると融資は利用できなくなりますか?

  • 文責:所長 弁護士 鳥光翼
  • 最終更新日:2025年7月17日

1 自己破産をすると融資を受けるのが困難になります

自己破産をした場合には、銀行などから融資を受けることは困難になります。

正確には、一定の期間、融資を申し込んだ際の審査が通らなくなります。

自己破産をした場合、CIC、JICC、KSCなどの信用情報機関が保有する信用情報に、事故情報が登録されるためです。

この事故情報は、最長で自己破産をしてから7年間登録されますので、この期間が経過した後であれば新たな融資が受けられることになります。

自己破産の際に借入れをしていた債権者の場合、独自に事故情報を保管している可能性があるため、信用情報から事故情報が抹消されても融資は受けられない可能性もあります。

以下、自己破産した際の信用情報の扱いについて詳しく説明します。

2 自己破産した際の信用情報の扱いについて

貸金業者やクレジットカード会社、銀行などは、CIC、JICC、KSCなどの信用情報機関に加入しています。

信用情報機関は、債務者の方の借入れや返済の情報である信用情報を管理しており、加入している貸金業者等は融資の審査をする際にこの信用情報を見ることができます。

自己破産をすると、官報公告などを元に、信用情報に事故情報が登録されます。

貸金業者等は、融資の審査を行う際に事故情報があることを確認すると、通常であれば融資を断るという判断をすることになります。

自己破産をした際の事故情報は、信用情報機関によって異なりますが、最長で7年間とされていますので、自己破産後7年間が経過した後であれば新たに融資を受けられる可能性があります。

ただし、貸金業者や金融機関は、貸付けをした債務者の方が債務整理をした場合、信用情報機関が管理する信用情報とは別に、債務者の方の破産の情報を保管し続けていることがあります。

そのため、自己破産の対象となった貸金業者等においては、信用情報から事故情報が消えた後でも、収支の状況が改善しても、新たな融資が受けられないことがあります。

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